実務者研修の通信講座でも、必須受験科目の講義をすべて学ぶことができます。WEB学習やテキストを使った学習などが選べます。特にパソコンやスマートフォンを利用して学習できる「WEB学習」は隙間時間を使った学習ができるのでおすすめです。初任者研修修了者の場合、実務者研修の標準的な学習期間は3か月程度。これにプラスして6日間程度の必修の通学研修がプラスされます。
「介護士」とは、介護をする人全般を指す言葉で、資格保有者を指す言葉ではありません。介護職に就き、介護に携わっているからこそ名乗れるのが「介護士」です。
「介護福祉士」は厚生労働省が認める国家資格です。介護の知識や技術があることがこの資格によって認められます。介護福祉士は、サービス提供責任者として仕事ができるほか、経管栄養・たん吸引といった特定の医療行為が医師の指導の下で行なうことができます。
通信講座を受講する場合、講座を提供する会社や地域などによって費用が大きく変わります。カリキュラムは同じですが、テキストの質や量は会社によって大きく違います。受講者の多さによっても費用は変わりますのでチェックが必要です。
初任者研修修了・初任者研修未受講、ホームヘルパー1級・2級取得や基礎研修修了など、これまで修了した研修によって免除科目が変わりますので、受講前にこれまで修了した研修を確認し修了証を準備しましょう。
スクーリングの開催場所が近くにあるか、テキストは充実しているか、一回の勉強時間はどのくらいかなど、通信講座の内容を比較します。資料請求を行い、受講費なども調べて比較検討しましょう。
受講する学校が決まったら、webなどを通じて申し込みを行います。保有する研修修了歴によっては科目免除もありますので、申込時には修了証を準備するとよいでしょう。
受講申し込み後1週間程度でテキストが届きます。手元に届いたその日から受講開始です。家事や仕事と両立する人は、無理のないスケジュールを組んで学習を進めていきましょう。